構想中

MioMapで軌跡ログを残すには、公知の裏技で、NMEAセンテンスをそのまま保存する、という方法がある。
この方法で保存した、いわゆるNMEAログは、変換ツールなどで他の形式にしてから、もしくはプラグインを介してカシミール3Dなどで地図上にマッピングする。
しかしこの方法、サポート対象外かつ裏技ということもあって、ときおりNMEAセンテンスが途中で途切れたりして保存されることがある。
また、無測位時もNMEAセンテンスの全てを保存すため、ほうっておくとファイルサイズも大きくなりがちである。

P350のOSはWindows Mobile 5.0で、その新機能として、GPS データへの共有アクセスが可能になっている。
実際、これによって、MioMapとPocket Mappleの同時使用が可能になっている。

そこで、他のGPSアプリ使用時に、バックグラウンドで軌跡データをGPX形式で記録するプログラムが作れるのではないかと思いつき、昨日からVisual Studio 2005にてチマチマと開発している。
なぜGPX形式かというと、変換することなくカシミール3DやGoogle Earthなどで読み込めるからである。
GPXはNMEAログと同じくテキストファイルだが、XML形式ゆえにタグで囲まれたデータである。よって、いくら未測位時には記録しないといっても、NMEAセンテンスを保存した場合にくらべ、トータルのサイズがどれだけ減らせるかは疑問が残る。
しかし、ファイルを分割するので、データの安全性は幾分マシになるのではないかと思う。また、テキストファイルということで、NMEAログ同様、テキストエディタで編集できるが、GPXのほうが内容を把握しやすいので、壊れたファイルの復元もしやすいと思う。

・プログラム名 : GPX Logger
・保存フォーマットはGPX
・保存ファイル名は< 記録開始日付_時刻.gpx> 例) 060701_220312.gpx
・Strage Card直下にGPXLoggerフォルダを作成し、そのフォルダ内にgpxファイルを作成する。
・記録の開始と終了は任意に行える。
・測位できている場合のみ記録する。
・記録中に測位環境悪化によってロストした場合は、記録中のファイルを閉じる。
測位環境が回復し、再び測位すると、新たなGPXファイルを作成し、次にロストするか終了するまで記録を続ける。

結論を書くと、ほとんど出来上がり、室内環境でのテストではおおむね期待通りの振る舞いをしている。
今日の午後は、MioMapでナビゲーションしているバックグラウンドで、このGPX Loggerでロギングしながら、数時間のドライブしてみたが、特に問題はおきていない。

今から明朝まで、MioMapと同時起動させつづけ、テストしてみる。

コメント:5個

  1. 米田裕より、 2006/7/2 日曜日:

    Windows Mobile 5.0はGPSを便利に使えるようになっているわけですね。
    これはC310とP350では、ログデータを使用することを考えるとかなり差がありますね。差額が5000円しかないとこを考えると、決してC310はおすすめでもないかな。

  2. imrより、 2006/7/2 日曜日:

    GPS共有アクセス機能はなかなか便利だと思います。

    Mio168においても、PDA機能はほとんど使っていないので、当初はC310でもいいかな、と思ったのですが、GPS周りをあれこれといじくれないと寂しいのでP350にしました。

    さて、米田さんもどうですか?

  3. あっぱれより、 2006/7/21 金曜日:

    買ってしまいました!
    MioP350
    発送済みとのメールが来たので、届くのが楽しみです。
    なんか、こちらの情報って凄いですね。
    私も使いやすいように加工してみようかなと思ったりします。
    これからも参考にさせて頂きますので、よろしくお願いします。

  4. サムより、 2006/11/5 日曜日:

    GPX Loggerを使わせてもらっています。
    これ、TOKYO⇒WGS84系に変換する機能とか考えてはいただけませんか?
    日本測地系しかGPSもっていないので・・・
    おねがいします・・・。

  5. imrより、 2006/11/5 日曜日:

    えーと、GU-BT1 + W-ZERO3[es]の方でしょうか?

    GU-BT1はTOKYO測地系で座標値を吐いているようで、ログが取れても、Google Earthで読み込むとズレるようですね。当然ですが…

    GPX Loggerに実装も不可能ではないのですが、とりあえず、母艦(Windows + .Net Framework 2.0環境)で変換するプログラムを試作しました。

    以下が手順です。

    1. まず、母艦のWindowsに.Net Framework 2.0SP1をインストールしてください。
    既に導入済みでしたらこのステップは要りません。
    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=0856EACB-4362-4B0D-8EDD-AAB15C5E04F5&displaylang=ja

    2. 次にこのzipファイルをダウンロードしてください。
    これが変換プログラムです。
    http://etrexer.web.infoseek.co.jp/programs/programs/TOKYO2WGS84.zip

    3. ダウンロードしたzipファイルを適当な場所で展開してください。
    中にTOKYO2WGS84-For-GPX.exeという実行ファイルがあれば問題ありません。

    4. GU-BT1 + GPX Loggerで記録したGPXファイルを、TOKYO2WGS84-For-GPX.exeにドロップしてください。
    複数ファイルを一気にドロップしてもOKです。

    ? これで変換が始まります。?

    5. 変換されたファイルは、変換元ファイルと同じ場所に生成されます。

    ただし変換後のファイル名は以下のように最後に”_wgs84″が付きます。
    例)
    変換元 : 061105_180452[971].gpx

    変換済 : 061105_180452[971]_wgs84.gpx

    6. 変換されたファイルをGoogle Earthやカシミール3Dで読み込み、
    ズレがないことを確認してください。

    成否をお知らせください。もしダメだった場合、TOKYO測地系のGPXファイルを送付していただけると助かります。

コメントをどうぞ